人は文脈に生きている
人の好きや嫌いなどって、それまでに経験してきた文脈に結構依存するんじゃないかな、と思った。
花譜という歌手をご存知だろうか。
バーチャルシンガーでクラウドファンディングによるライブを最近行ったらしい。
ぶっちゃけまともに聞いたのさっきだから何も知らん。
でも、かなり心地よく聞けた。
好きと言ってもいいだろう。
そこで、はて、なぜこの人の曲に興奮を覚えるのか?と思った。
作曲はカンザキイオリらしい。
調べると、ボーカロイドで曲を投稿している人のようだ。
なるほど、だからか、とその時納得した。
ボーカロイドの曲という文脈はニコニコで青春をすごした自分にとって非常に慣れ親しんできたものだ。
だからこそそこを感じ取り、興奮と感動をより覚えるのではないか。
わざわざ好きでないものに触れることは少ない。
そうして同じ文脈を重ね続けることで、好みが固まっていくのだろうか。
どうせなら、多少は柔らかくしていたいものだ。